CT kevimage(DE)と、、
今週はCTです。
過去のCTブログは編集して再度載せていきたいと思います。
今回もkev imageです。こればかり検討してます笑
さすがに飽きてきました、、
それでも少しだけ調整できてきました。
扱っている装置は、kev imageといっても基本アルゴリズムのものではなく元の造影画像(low noise image)に計算画像を重ねたようなものです。そこで重ねる計算画像をどうするか、いろいろ試してきました。
WSでの作業は専ら血管描出なので、それに見合う元画像作りがやはりキモのようです。
個人的に取り組んでいる方法です。高コントラスト分解能重視の関数を選び、noisyなところは逐次近似で緩和させてあげます。これで骨との分離が容易になります。
さらに造影効果の低いところに絞ってCT値を選択的に計算させて、low kev imageを作っています。
これによって多少なりMIPの背景信号の抑制と作業の効率化は図れるみたいです。
扱いが難しいのは、脂肪のCT値はlow kev によってより低いCT値へと移行するので、それだけでも造影効果の増強につながりますが、画像上すべてのCT値で計算させるとアーチファクトも強調されます。
もともと高いCT値のものも同じです。
造影効果増強をよりメリットにできるかは設定次第なんでしょうか。
常に最小kevが最良というわけではないので造影効果、kev値、計算範囲なんかをみながらといった感じです。